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研究会情報




「一緒に考えましょう講座」総集編


2016poster
■会場 北海道大学学術交流会館二階講堂

■日時 11月26日(日)午後1時〜午後6時
   12月3日(日) 午後1時〜午後6時

■プログラム
11月26日 午後1−6時
 秋元信一(北大)
  「福島原発事故の昆虫類への影響」
 渡邉豊(北大)
  「福島原発事故による海洋汚染:放射能は世界を巡る」
 大島堅一(龍谷大)
  「原子力発電の費用と負担」
 今中哲二(京大)  
  「年20ミリシーベルトの被曝を考える」
12月3日(午後1時から6時)
 みかみめぐる(NPO法人みみをすますプロジェクト理事長)
  「保養相談会の活動からみえる被災地の現状』
 西崎伸子(福島大)
  「避難から帰還するということ―それぞれの決断と新たな葛藤」
 城下英行(関大) 
  「防災における選択の重要性」
 福本学(東京医大) 
    「福島原発事故被災動物の影響評価プロジェクトからわかったこと、知りたいこと」
 児矢野マリ(北大)
 「原子力災害のリスクを減らすために:国際法の役割と限界」

■事前予約不要、入場無料

■主催:科学研究費「福島チェルノブイリ研究会」

■総合司会・研究会代表:家田修(早大)

■連絡先:北大農学研究科秋元研究室
akimoto@res.gr.kuhokudai.ac.jp
[2017.6.13]





学術振興会挑戦的萌芽研究 日本と東欧スラブの国際関係史プロジェクト
 日本東欧スラブ関係史研究会

「台湾総督府官僚の見たハプスブルクの植民地統治
  ―『ボスニイン・ヘルツイゴヴイナ國拓殖視察復命書』を手がかりに―」


■2017年7月16日(日)13:30-16:00

 ■報告者:村上亮 学振特別研究員(京都大学)

 ■場所:早稲田大学早稲田キャンパス1号館-310教室
   ※同日は、早稲田大学の同キャンパスにて技能検定や入試が行われますのでご配慮をお願いします。

 ■入場無料 事前登録不要

 ■主催:「日本東欧スラブ関係史研究会」科研費挑戦的萌芽研究
  
 ■共催:北海道大学スラブユーラシア研究センター

[2017.6.13]




終了しました: 2018年度国際若手ワークショップ開催について


 参加者した若手と教員双方から、是非継続して欲しいと要望が上がっており、今年度も開催を企画しております。
 基本はロンドン大学スラブ東欧研究所を開催地として、これに東欧地域の大学の協賛を得て東欧でも開催いたします。
 セゲド大学は本年も協力を申し出ており、またポーランド開催を望む声もあります。
 新年にあたりまして、皆さんからの御要望を募りたいと思います。

御要望をどこまで実現できるか、確約はできませんが、いただいたご意見は将来にわたって参考とし、活かしてゆこうと考えます。

お名前/メールアドレス
 御専門
 指導を受けたい領域や教師名
 御要望

 本年度の要綱は決まり次第、スカラー・エラント上でお示ししますが、応募に当たってはご自身の専門領域で、簡単な英文エッセイを5月に提出していただきます。 開催日時は本年2018年の9月後半から9月末にかけての予定です。
 ロンドン大学は4月を希望しているのですが、日本の年度始めに当たるため日本側の参加が困難と思われます。
ゴールデンウィークを利用することも考えられますが、同時期の航空運賃は不利な条件のひとつです。
 このため9月後半から末にかけての開催は暫定的ながら確定です。
費用については最大限の支援を計画しており、本年もこの姿勢を堅持する予定ですが、ただし自己負担分、日常の経費などは今から各自で準備を進めていただければ幸いです。 滞在費、航空券、などは個々に相談に応じますが、授業料は無料です。
 講師料は主催者側で負担をしています。

皆様からの御提案、御意見、御投稿を心よりお待ちしております。

[2017.1.29]


昨年のご報告:国際若手ワークショップ


 2016年はスカラー・エラントが発信母体となって企画した国際若手ワークショップが 9月19日から25日の一週間にわたってロンドン大学スラブ東欧研究所及びハンガリー・セゲド大学を舞台として開催されました。 7か国12名の若手研究者が集まり、同研究所や同大学、及び日本の先輩研究者と寝食を共にし、 若手研究者一人に対して専門領域での優れた先輩教師二名が批評を行う充実した企画となりました。 詳細はスラブ・ユーラシア研究センターの「ニュースレター」の5-8頁でも紹介されていますので、どうぞご覧下さい。

[2017.1.29]




以下は開催済みです



学術振興会挑戦的萌芽研究 日本と東欧スラブの国際関係史プロジェクト
 日本東欧スラブ関係史研究会

「日本・東欧文化交流史への序曲:
  音楽家カテリーナ・トドロヴィチの足跡」


■2017年6月3日(土)13:30-16:00

 ■報告者:柴 理子 (城西大学)

 ■討論者 伊東信宏(大阪大学)

 ■場所:北海道大学東京オフィス
   東京駅日本橋口 サピアタワー10階 千代田区丸の内1丁目7-12 Tel/Fax 03-3211-2055

 ■入場無料 事前登録不要

 ■主催:北海道大学SRC 家田研究室
  問い合わせ 090-2813-4907 E-Mail:ieda.idea.ory@gmail.com

[2017.4.27]




学術振興会挑戦的萌芽研究 日本と東欧スラブの国際関係史プロジェクト

「メシュトロヴィッチと構造社:
   クロアチィアと日本の彫刻家たちをつないだ夢」


  >>> ポスターはこちら

  >>> 研究会資料はこちら

■2017年4月9日(日)13:30-16:00

 ■報告者: 越村勲氏 東京造形大学教授

 第一次大戦後の日本で生まれた構造社とクロアティアの彫刻家メシュトロヴィチは彫刻と建築の総合という夢を共有した
 背景には民族芸術と国民芸術が複雑に絡む
 両大戦間期の国際舞台における日本の実像に光をあてて新たな世界史の創造を始めよう

 ■場所:北海道大学東京オフィス
   東京駅日本橋口 サピアタワー10階
   千代田区丸の内1丁目7-12 Tel/Fax 03-3211-2055

 ■入場無料 事前登録不要

 ■主催:北海道大学SRC 家田研究室
  問い合わせ 090-2813-4907 E-Mail:ieda@slav.hokudai.ac.jp






ハンガリー学会第5回研究大会・総会


■2016 年12 月 23 日(金曜日)10:00-18:00

 ■場所:早稲田大学 早稲田キャンパス 26号館 302教室
   〒169-8050 東京都新宿区戸塚町1丁目104



ハンガリー事件60周年記念シンポジウム・プログラム

2016poster
 先に御案内したとおり、ハンガリー事件から60周年目にあたる本年、記念シンポジウムを東京の早稲田大学にて、長與進先生のご協力のもとに開催いたします。当日のプログラムを御案内申し上げます。ふるって御参加ください。  なお、当日は日本ハンガリー学会年次大会を兼ねますため、昼食時間に別室にて学会の総会を行ないます。この間に、ハンガリー学会員以外の皆様には本会場にて昼食を用意いたしますので、自由な交流と会話の機会として活用していただきますよう、心よりお願い申し上げます。昼食は希望者に当方でご用意いたしますので(千円以内)12月15日までに御遠慮なくお申し込みください。
◆日時 2016年12月23日(金曜日)10:00-18:00
◆場所 早稲田大学(早稲田キャンパス 26号館 302教室)
〒169-8050 東京都新宿区戸塚町1丁目104


プログラム
【午前の部】10:00−12:10
 問題提起
 報告
 *ケチケーシュ・グスタフ(ハンガリー科学アカデミー)
 「1956年ハンガリー革命のフランスにおける世論、思想、内政への影響」
 *高幤秀知(北海道大学)
 「ハンガリー・60年の後、留学・40年の後に:ルカーチ・フランクフルト学派・そして近況へ」
【昼食時間】12:10−13:10、自由討論と交流の時間
【昼の部】13:10-15:00
報告
 *小島 亮(中部大)
 「ハンガリー事件と思想界」(仮題) 
 *荻野 晃(長崎シーボルト大)
 「ハンガリーの『体制の強化』と対オーストリア関係」
【午後の部】15:10-17:00
報告
 * 石井明(東京大学)
 「ハンガリー事件の東アジアへの影響」
 * 杜世鑫(青山学院大学国際政治経済学研究科)
 「ハンガリー事件と中国」(仮)
【休息】17:00−17:10
【全体討論】17:10−18:00
【懇親会】18:30−20:30

大会連絡先:tdkiio@gmail.com (家田修、飯尾唯紀、中澤達也)
主催:ハンガリー学会、北海道大学家田研究室
共催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
シンポジウム主催者連絡先:ieda@slav.hokudai.ac.jp(家田修)
[2016.12.15]

本年はハンガリーの56年事件60周年にあたり、

  「ハンガリー事件と世界、そして日本」

と題した特別企画を準備しています。 会員に限らず、広く関連する報告を募集致します。特別企画のテーマは
  1)ハンガリー事件そのものを扱ったもの、
  2)ハンガリー事件を巡る当時の国際関係や国際情勢、
  3)ハンガリー事件が世界の各国に与えた影響
  4)ハンガリー事件をめぐる諸問題
などです。
 また通常の年次大会と同様に、特別企画以外の報告も募集致します。
応募期限は11月30日です。
 報告の御希望やお問い合わせは、年次研究大会実行委員会にご連絡下さい。

年次研究大会実行委員会(家田修/飯尾唯紀/中澤達哉)
 email:tdkiio@gmail.com

[2016.10.15]



「国際若手ワークショップ」2016 ロンドン・セゲド


スラブ・ユーラシア研究の分野で世界的活躍を目指す若手のために、イギリスと東欧地域で生活をともにしながら、 先輩研究者の助言を受けつつ、互いに啓発しあい、将来を展望する、一週間の国際ワークショップを開催致します。

  >>> 詳細

  >>> 印刷用pdf

■2016年9月19日〜25日
 ■場所:
(前半3日間)ロンドン大学スラブ東欧研究所
(後半3日間)ハンガリー国セゲド大学

昨年の夏に国際中欧・東欧研究評議会ICCEES世界大会が幕張で開催され、東アジアからもかつてない規模の研究者が参集しました。 幕張の画期的な成果をどのように継承してゆけば良いのでしょうか。東アジアにおける次世代の研究をいかに世界の研究とつなげて 共に発展できるでしょうか。日本の役割はこれから更に重要性を増すとも言えます。
   将来の研究を担う世界各地の若手研究者と集い、友人となり、自由に意見交換をして、自身と世界の研究像を構築しましょう。 そのためには、経験豊かな先輩研究者からの助言を受けることが極めて有益です。国際言語である英語を用いて発表し、執筆し、 討論しあおうではありませんか。
   ロンドン大学スラブ東欧研究所*は昨年、創立百周年を迎えました。次の一世紀における世界のスラブ・ユーラシア学の発展を見据え、 東アジアの研究者との連携を希求しています。同研究所長ヤン・クビク氏(ポーランド出身)と語り合う中で、東アジア地域、 ロンドン大学、研究対象としてのスラブ東欧地域の三者をつないで、若手のために国際ワークショップを継続的に開催する基本合意に達しました。 本年はスラブ東欧地域のパートナーとして、ハンガリーのセゲド大学が名乗りを上げてくれました。
   この国際的連携によるワークショップでは皆さんの研究報告と並んで、 現代世界の大きな課題である「社会のレジリエンス」について議論を行ないます。 真に世界レベルの活動をめざして、このワークショップから新たな一歩を踏み出しましょう。 奮ってご応募ください。

* ロンドン大学スラブ東欧研究所は1915年に当時、亡命中だったT.G.マサリクを講師に迎え、創設されたのですが、 背後にはR.W.シートン・ワトソンや高名なロシア研究者ペアーズPares等の支援がありました。
  同研究所からはチェコスロヴァキアや南スラヴを含む独立運動が展開し、やがてマサリクが初代大統領になるなど、その影響は比類のないものでした。 すなわち研究施設であると同時に、現実の世界を動かす力をも備えていたわけです。
  現在は百名近くの研究者、教員を擁する世界最大のスラブ地域研究組織であり、専門家を目指す多くの学生や大学院生が世界各地から集まっています。



プログラム

日程: 2016年
9月18日 ロンドン大学スラブ東欧研究所に現地集合
 9月19日〜21日 若手研究者の個別研究報告と先輩研究者による指導、および自由討論
 9月22日 イギリスからハンガリーに移動
 9月23日〜25日 若手研究者の個別研究報告と先輩研究者による指導、および自由討論
 9月26日 現地解散
応募要件:
1) 博士課程大学院生、ポスドク研究者等。英語での発表、意見交換、 論文作成などの能力向上に志を抱く方。年齢不問
 2) 本ワークショップでの発表予定内容の概要と、期待する指導のあらましを、英文A4サイズ1頁以内の分量でまとめて下さい。 書式は自由です。 
 応募期限:
2016年7月20日
プログラム内容の詳細は順次、公示します。
旅費・滞在費で支援が必要な場合は下記の問合せ先にご相談下さい。
応募先および問合せ先:
   スラブ・ユーラシア研究センター 家田修
   email: ieda@slav.hokudai.ac.jp  電話:090-2813-4907          

[2016.6.24up][2016.7.4改訂]




学術講演会 と討論会

コモンズ論から考える
     大学の研究・教育のアライアンスと創造知

秋道智彌先生をお招きして、日本の学知の展望を語っていただく機会を設定しました。 日本が誇る思索と実践の大家を囲み、既存の枠を超える大学の将来像を、 一緒に考え、楽しく語り合いましょう!
 北海道から日本と世界に学知をいかに発信するか・文理協働のあり方とは?
 ご参加を心よりお待ちしております。  


講師:秋 道 智 彌
   山梨県立富士山世界遺産センター所長
   総合地球環境学研究所・国立民族学博物館名誉教授
   元文部科学省科学官



■2016年8月6日(土)午後2時〜6時
 ■会場:北海道大学学術交流会館大ホール
 入場無料・予約不要・学生歓迎

  >>> ポスターはこちら

主催者連絡先:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター家田研究室
 電話 090-2813-4907 メール:ieda@slav.hokudai.ac.jp

主催者からのメッセージ

文理協働と日本の学問の行く末を考える   家田修

私自身の専門は経済史です。経済史は人間のあらゆる営みを探究することが許される極めて懐が深い学問であるといえます。 しかし私は東日本大震災が起き、学問が現実といかに向き合えるのかと自らに問うた日以来、 文理の境界をまたぐ領域に踏み込んできました。 福島の災害と被災者の問題を考えるにあたっては、チェルノブィリを視野に入れることが不可欠といえます。 しかし先行研究が十分に公開されておらず、またもっぱら理系の研究に重点が置かれて、文系の視野が、 少なくとも日本では未開拓とさえ言うべき段階であると感じつつ、手探りで研究を進めております。 しかし人間を探究する時に、科学的な知見にとどまらず、心や社会との関係を抜きにしては学問として片手落ちであると痛感するのです。
  秋道先生は東日本大震災以降の御活動の中で、実際の津波被災地域の復興にも精力的に携わっておられます。 秋道先生との出会いは、文理協働を目指す京都の総合地球環境学研究所においてでした。 秋道先生の業績は理論面においても実践面においても、文理協働の優れた道標となっていることは周知の事実です。 感嘆を禁じえません。
  このたび秋道先生に御講演をお願いした背景には、今日の日本の学問が根底から揺らいでいるのではないかという危機感があります。 理系重視、文系軽視という懸念が拡大もしております。 学問の自由、学者の矜持という言葉を耳にすることがなくなり、実利が推奨される今日、 大学はいかに新たな展望に向かって進むべきなのか、混沌とした現状への問いが込められてもいます。 我われは自らの時代の学問に、方法論的および理念的な基礎と核心を持っているでしょうか。 また研究に専念したくても、煩瑣な手続きの増大に追われ、自身もあるいは若手育成にあたっても、 真の学究として生きる環境が圧迫されているという嘆きはないでしょうか。
  文理協働は必要かつ有用な姿勢であるにもかかわらず、理系と文系の専門家間には未だに共通の言語すら 確立していないと私は実感しています。しかしもともと人間をめぐる学問探究において、 理系と文系を乖離させることの方が無理な話だと言わざるをえません。
  秋道先生の学問に耳を傾け、語り合い、我われの時代の学問を築くための時を共有しようではありませんか。 私が思いもよらなかったほどに、秋道先生が北海道の理と文の多方面に渡って貢献されてきたことも知りました。 網走湖や天塩川のシジミ、知床の世界遺産、道南の古代遺跡などはほんの一例であり、 秋道先生が北海道に愛情を持って尽力されて来られた年月があらためて浮き彫りになりました。 アイヌ文化について、秋道先生は人間的な交流を基礎に置く先駆者であられます。
  御多忙とは思いますが、ひと時、煩瑣な日常の中に、本質を考えあい、語り合う時を作ることができれば幸いです。

[2016.7.27up][2016.8.4改訂]




第一回: ”プラハの春” を超えて 1960-80年代の歴史・文学再考


初の研究会となる8月4日の会合では、林忠行氏を招いた講演会を行います。研究会の表題でもあ る「プラハの春」事件について学び、議論の前提を共有します。午後からは、「プラハの春」お よび1968年にまつわる大学院生三名による研究報告を行い、「プラハの春」や運動の中心となっ た世代にまつわる二つのテキストを読み意見を交わす時間を設けます。 


■2016年8月4日(木) 10:00 - 18:00
■会場:大阪大学 豊中キャンパス 文学部棟 ドイツ文学研究室

  >>> 詳細はこちら

“プラハの春” 研究会について
 本研究会は、1968年にチェコスロヴァキアで起こった「プラハの春」をよりどころに、1960年代 以降の社会の変化、世代の変遷、文化潮流などについて議論する場を設けるために発足しました。
 「プラハの春」という東欧ブロックから起こった改革運動が戦後史におけるひとつのターニング ポイントであったことは広く知られています。そして、その運動の内実、運動がもたらした文学や 歴史観への影響などを考えていくと、この事件が広い射程をもつ文化的事象であったことが見え てきます。各会合では、事件としての「プラハの春」ではなく、1960年代から現代にいたる世界状 況を分析するための視点としての ”プラハの春” について考え、その言葉が喚起するイメージを媒 介におのおのの研究と問題意識を共有できる場をつくっていきたいと思っています。
 また、研究発表の方法なども参加者と共に考えていくことも目標です。個人で現在考えているけ れどもなかなか突破口の見えない研究上の課題についての経過報告や、一度書いたけれどどこから 直してよいのかわからない原稿の検討など、いままさに自分が思考錯誤していることを他人と共有 できるプラットフォームとなることも研究会は目指しています。ヨーロッパ近現代史や文学の専門 家のみならず、多くの人に参加してもらえるようにするつもりです。

研究会担当者:杉山杏奈、島田淳子




国際ワークショップ International Workshop

難民危機と中東・バルカン:紛争の連鎖と武器移転
Arms Transfer, Regional Conflicts, and Refugee Crisis in the Balkans and Middle East

■日時:2016年7月2日(土)13時〜17時45分
■場所:明治大学アカデミーコモン8階308G教室(駿河台キャンパス)
■主催:明治大学国際武器移転史研究所
*入場無料
■会議言語:英語

■Date: 2 July 2016, 13:00-17:45
■Venue: Meiji University, Academy Common Bld. 308G (8F)
■Organizer: Research Institute for the History of Global Arms Transfer of Meiji University (RIHGA)

昨年来、欧州を揺るがしている難民危機は、関連する地域に構造的な変化を引き起こしています。 本ワークショップでは、危機の中心である中東とバルカンに焦点を当て、難民流出の主原因である地域紛争の拡大に 武器貿易・密航斡旋ネットワークが与えた影響と難民危機を契機に変化する地域政治のメカニズムを検討します。

  Since last year, European countries have been struggling with the massive influx of refugees & migrants. It is also causing a structural change in the politics and society in the affected regions. Our workshop sheds light on the interaction between the regional conflict and the network of arms transfer and human trafficking, as well as the changes in the regional political structure brought about by the crisis.

 ■プログラム
  開会の辞:横井勝彦(明治大学商学部教授・国際武器移転史研究所長)

  第一セッション:「武器移転と地域紛争」 13時15分-14時55分
   武器移転メカニズムと「イスラム国」の誕生
    佐原徹哉(明治大学政経学部教授)
   非国家主体への武器移転の統制問題:19世紀から現在まで
    榎本珠良(国際武器移転史研究所研究員)
   「イスラム国」とヒジュラについて
    保坂修司(日本エネルギー研究所研究理事)

  第二セッション:「紛争と難民危機」 15時10分–16時40分
   難民移送とビザ廃止を巡る欧州連合とトルコの合意が意味する問題のすり替え
     ムスタファ・トルケシ(中東工科大教授)
   集団的記憶から現実の最前線へ:ギリシャ国家と社会が直面する難民・移民問題、1980-2016
    タソス・コストプロス(EFSN紙記者)
   シリア内戦の周辺地域への影響:「イスラム国」、ヒズボラ、イスラエル軍を中心に
    小副川琢(明治大学兼任講師)

  総括討論: 16時55分–17時45分
   司会:森山央朗(同志社大学)

 ■ Program

13:00-13:15

Opening Remarks Prof. Dr. Katsuhiko YOKOI, Director, RIHGA

First Session (13:15-14:55)

ARMS TRANSFER AND REGIONAL CONFLICT

Chair: Mustafa Turkeş

13:15-13:45

Regional Arms Transfer and the Genesis of “Islamic State”

Prof. Dr. Tetsuya Sahara, (Meiji University, Faculty of Political Science and Economics)

13:45-14:25

Controlling Arms Transfers to Non-State Actors: From the 19th Century to the Present

Dr. Tamara ENOMOTO, (Research Fellow, RIHGA)

14:25-14:55

The “Islamic State” and Hijra

Dr. Shuji HOSAKA (Senior Research Fellow / Assistant Director, JIME Center, The Institute of Energy Economics, Japan (IEEJ)

14:55-15:10

Coffee Break

Second Session: 15:10-16:40

MIGRANT CRISIS AND THE WARS

Chair: Tetsuya Sahara

15:10-15:40

“The EU-Turkey Deal on Refugee, Readmission and Visa Liberalisation: Transformation of the Problems”

Prof. Dr. Mustafa TURKEŞ, (Middle East Technical University, Department of International Relations)

15:40-16:10

From Collective Memory to Frontline Reality: the Greek State and Society confronted to Migrant and Refugee Question(s), 1980-2016

Dr. Tasos KOSTOPOULOS, (Independent Researcher)

16:10-16:40

Regional Impact of the Syrian Civil War -With a Focus on the “Islamic State,” the Party of God, and the Israel Defense Forces-

Dr. Taku OSOEGAWA, (Lecturer, Meiji University)

16:40-16:55

Coffee Break

16:55-17:45

General Discussion

Chair: Dr. Teruaki Moriyama (Doshisha University)

18:00-19:30

Cocktail at Café Pencée


 
[2016.6.25]


国際シンポジウム「中東難民と欧州統合」
Middle East Refugees and European Integration

 ■日時:2016年3月24日(水)13時30分〜19時30分
 ■場所:明治大学(駿河台)リバティータワー1階、1011教室
 ■会議言語:日本語及び英語(通訳付き)   印刷用資料(pdf)

 巨大な難民の流れは世界史に転換点を生み出す。20世紀は戦争の世紀であり、多くの難民を生み出した。21世紀も難民の世紀が続く。
 欧州は昨年来、中東難民問題をめぐって混乱の渦中にある。さらに連続テロが発生するなど、欧州統合の根幹が揺らいでいる。 今も欧州をめざす中東難民の大移動が止まない。
 欧州と中東をめぐる人の大移動は今回が初めてではない。 第二次世界大戦後、ナチスの収容所から解放された数十万のユダヤ人が難民化し、パレスチナに「永住の地」を求めて移動した。 これが中東戦争の発端であり、中東難民問題の出発点でもある。
 中東難民の行く手には、また揺らぐ欧州統合の先にはどのような未来が待っているのか?そして世界史はどう動くのか? 現在進行中のシリア和平会議の混乱と混迷が象徴しているように、中東難民問題は大国の利害や思惑を巻き込んで、解決の糸口を未だ見いだせないでいる。
 今回企画された難民シンポジウムではシリア難民問題を大国の視点ではなく、関係する諸地域の視点から捉える。中東研究とスラブ東欧研究、 そしてヨーロッパ研究が恊働することにより、難民問題への理解を深めるだけでなく、新たな世界史認識の視座を模索する。 日本は世界の地域研究分野において独自の地歩を占め、欧米とは異なる優れた成果を生み出してきた。本シンポジウムは中東難民問題において国際的な議論の牽引役となる。


 ■プログラム
  問題提起 13時30分-13時45分
     家田修 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター

  第一セッション:欧州の統合と分裂 13時45分-15時30分
   樽本英樹 北海道大学文学研究科
    「ヨーロッパ難民危機の構造と影響」
   中澤達哉 東海大学文学部
    「スロヴァキアのシリア難民問題ー民族自然権原理の発動にみる東欧小民族の寛容性と排他性ー」
   仙石学 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
    「移民/難民問題とポーランド−東欧の「例外」から「一員」へ」

  第二セッション:中東難民の現在 15時40分–16時50分
   Ahmad Almansour アレッポ大学、シリア(現在、慶応大学総合政策学部客員)
     "Syrian Refugees and the Future, Dilemma Needs Attention"
   今井宏平 日本学術振興会特別研究員PD
    「トルコとEUの難民/移民対策の現状と課題」

  第三セッション:中東難民の将来 17時–19時30分
   酒井啓子 千葉大学法政経学部
    「戦後イラクにおける排他主義の浸透を考える」
   長澤栄治 東京大学東洋文化研究所
    「アラブ革命と難民問題」
   佐原徹哉 明治大学政治経済学部  
    「中東難民問題と世界の将来:トルコの思惑、ロシアの軍事介入、ウィーン和平プロセス、クルド問題、対EU・NATO外交の裏側」

 ■開催校:明治大学政経学部、同学国際武器移転史研究所
 ■共催:北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター
  科研費基盤研究A「現代中東・アジア諸国の体制維持における軍の役割」
  科研費基盤研究A「アラブ革命と中東政治の構造変容に関する基礎研究」
  科研費基盤研究B「多層的な民族共生への道」
 ■後援:地域研究コンソーシアム
 ■連絡先:メール wakamidori_ki@yahoo.co.jp (今井)
  電話:090-7178-8104(今井)/090-2813-4907(家田)

[2016.3.2]


ロンドン大学スラブ東欧研究所での講演会
"Social resilience after disasters in Chernobyl, Ajka and Fukushima from a viewpoint of affected residents"

Start: Mar 07, 2016 06:30 PM
 End: Mar 07, 2016 07:30 PM
 Location: B06 Drayton House, 30 Gordon Street, London, WC1H 0AX

  On Monday 7 March Professor Osamu Ieda (Hokkaido University) will give a special lecture on 'Social resilience after disasters in Chernobyl, Ajka and Fukushima from a viewpoint of affected residents'.
  Professor Ieda works in the Slavic-Eurasian Research Center of Hokkaido University. He specialises in Area Studies on Hungary and Eastern Europe and the socio-economic history of Eastern Europe, as well as comparative studies of agrarian and rural societies.
[2016.3.2]


SRCプレ・シンポ国際会議
「ユーラシアから見た中東難民と欧州統合」

                 プログラム&Abstractはこちらから
 SRCプレ・シンポ国際会議「ユーラシアから見た中東難民と欧州統合Middle- Eastern Migration/Refugees and European Integration from Eurasian viewpoints」が2015年12月9日に北海道 大学で開催された。
  会議の趣旨は以下の通りである。
  「本年の8月末以降に、シリアなどからバルカン半島を経由して、欧州に押し寄 せる難民が急速に膨れ上がった。その数は驚異的な値に達している。経由地とな った中欧・東欧諸国には大きな混乱が生じ、またEU全体に難民受け入れをめぐる 亀裂が走った。欧州統合の象徴である「シェンゲン条約」が掲げる移動の自由は 機能不全に陥り、全EU諸国の内部には政治的、社会的な対立が深刻化している。 難民問題は流入先の欧州情勢そのものを流動化させているが、それに留まらない。 たとえばトルコのEU加盟交渉が再浮上し、またロシアがシリアへの空爆を開始し た。つまり中東地域と全ヨーロッパが連動して、世界史的な大転換期ともいうべ き様相を呈しつつあるといえよう。難民問題は第一次世界大戦にまで端緒を遡る が、この根深い問題が、時間によって解決をみるどころか、現状を揺るがし、将 来の世界をも揺るがしかねない勢いである。本シンポジウムでは、関連地域の専 門研究者が一堂に会して、時機を逸せず、広い視野に立って難民問題を議論し、 ユーラシアの将来を展望しようと試みる。国際関係において、日本がこれまで担 ってきた独自の役割があり、培ってきた研究業績がある。実践的に、かつ理論的 に議論を深め、全世界にむけて発信することには、大きな意義があろう。各位の 参加と自由な議論に期待したい。」
 会議では冒頭で、難民問題やシリア内戦に関わる全ての犠牲者に対して黙祷が捧 げられた。その後、国内外から参加した研究者、外交官、ジャーナリスト14名が 三つのセッションに別れた報告を行った。その概要は以下の報告要旨集に収めら れている。多様な職種や分野の異なる専門家が一堂に会することで、新しい知見 や議論が生まれた。とりわけ中東からバルカン、そして中欧や西欧にまで関連す る地域をひとまとめにして論じることにより、難民問題の全体像が浮かび上がっ てきた。また、見えにくかったトルコとシリアの関係も浮き彫りにされた。
  シリア情勢が和平へと向かうかは今が正念場である。会議終了後には和平と人命 の尊重を祈念して「札幌宣言」が読み上げられ、会議参加者による賛同の署名が 集まった。以下は賛同者一覧である。読者からも賛同者を募っているので、ご関心のある方はScholar-Errantのメールアドレスにご連絡下さい。
(家田修)
[2015.12.27]

事務局:Scholar Errant 編集委員会
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